ソフィアの野草有効利用法(2):野菜の栽培

《野菜の栽培》

無農薬栽培で植木鉢ならブロッコリーがいいよ、と教えられ作ってみたことがあります。

少し苗が大きくなると青虫の子供がいっぱいです。

割りばしで一匹ずつ取るのですが、毎日毎日青虫でいっぱいです。取ってもとってもキリがありません。

小さいブロッコリーの花は付きましたが、野菜というより単なる花、毎日の虫との格闘に農家は売り物にするために一体どれだけの農薬を撒いているんだろうと、恐ろしくなりました。

 

キャベツにしても実家が能登の農家の人で、田舎から送ってくる野菜しか食べない、という人もいました。何かのセールスマンでどこの人か忘れましたが、実家は農家で周りは全部畑や田んぼとのことで、そこの家では自宅用と販売用はきちんと分けて栽培していたそうでした。

自宅用は農薬少量、販売用は農薬たっぷり、キャベツなんかは巻が増えるたびに農薬散布だそうで、それを毎日見て過ごしていたので、大阪の市販のキャベツは食べることが出来ない、と話しておられました。

 

そういえば、昔ツクシ採りに案内してもらった時でも、案内の人が田んぼの畔にできているツクシは、毒の塊だからダメ、といって山の上の方の小さな田んぼや畑のところまで案してくださっていました。

その土地に住んでいる人は、どんなに農薬をまいているのか見ているので農家でなくても分かるようです。野菜を毒と決めてかかる人もいます。

 

果樹でもそうです。昔しだれ桃を植えていました。花笠音頭のような派手できれいな花の後に小さな実がなって、それが熟すととても甘くなります。

でも自然のままでは実の中に虫が住みついているので食べられません。果樹販売の農家は苦労されているのだなあと・・・

家庭菜園用のレモンの木も植えたことがあります。一年目の春に葉っぱは虫に食べられて枯れてしまいました。

無農薬栽培として高額で販売していてもそれが本当に無農薬なのかと?です。自宅の場合数本の虫取りでも不可能なのに、販売用の大量の木々では・・・

 

全てがハウス栽培となりAI管理のもと生産される食物。

野草・雑草はもう自然の最後の砦なのかもしれません。

ソフィア

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