野草図鑑83~イモカタバミ

イモカタバミ
科目 カタバミ科
生活 球根性多年草
花期 4〜9月
花色 紫桃色、白、
ピンク
草丈 約30cm
場所 道ばたでもよく見かける身近な雑草
特徴 ブラジル,ウルグアイ,パラグアイ,アルゼンチンなど広域の比較的標高の高い地域が原産。国内では北海道から沖縄まで栽培されている。日本への渡来は、第二次世界大戦後に観賞用として導入されて以降、国内に広く帰化。地下に球状の塊茎があり、この塊茎が串団子の様にできて株が増えるところから基本種アルティクラタはフシネハナカタバミと和名がつけられた。地上には葉と花柄だけを伸ばす。葉は三出複葉、小葉はハート形、裏面の基部に黄色い腺点がある。

1970年代頃の関東地方では3月から翌年1月まで花が絶え間なく咲いているものであったが、温暖化の影響で、昨今の関東地方では夏の蒸し暑さで弱り、現在は、が主に4月から6月まで咲き、夏は弱るので半休眠し葉も枯死し地下部のみ残る。そして秋の9月からまた咲き始め、温暖な地域では12月まで咲いている。

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