野草図鑑60~イタドリ

イタドリ
科目 タデ科
生活 多年草
花期 7 - 10月
花色 白、赤
草丈 30 - 150㎝
場所 日当たりの良い道ばた、土手、山野、荒れ地など様々な場所で群生
特徴 語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」が転訛して名付けられたというのが通説。別名は、スカンポ(酸模)、イタズリ、イタンポ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタン、ダンチ、タンジ、ダンジ、スイバ、サイタナなど、地方によりさまざまな呼び名がある。

一面に花が咲いていると、多くの昆虫が集まる。秋に昆虫が集まる花の代表的なものである。春(4 - 5月ごろ)の紅紫色でタケノコ状の新芽・若い茎はやわらかく、「スカンポ」などと称して食用になり、根際から折り取って採取して皮をむき山菜とする。冬になる10 - 11月ごろ、地上部の茎葉が枯れたら根茎を掘り上げて採取し、水洗いして天日乾燥させたものは虎杖根こじょうこんという生薬になる。

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