野草図鑑66~カナムグラ
カナムグラ | ||
科目 | アサ科 | |
生活 | 1年草 | |
花期 | 8月- 10月 | |
花色 | 淡緑色 | |
草丈 | つる性 | |
場所 | 原野や道端、荒れ地などの日当たりの良い場所に自生 | |
特徴 | 和名「鉄葎」は強靭な蔓を鉄に例え「葎」は草が繁茂して絡み合った様を表す。雌雄異株のつる植物で一年草。伸張が旺盛で、一面に広まる[3]。茎から葉柄にかけて下向きの小さな鋭い棘があり、木や電柱、ガードレールなど他物に絡まる。
茎葉と花は薬草になる部分で、苦味健胃や利尿に効果があるとされ、夏に茎葉を切り取って天日で乾燥させたものを用いるが、生薬名は特に用いない。花粉は、ブタクサやヨモギなどと並び、秋の花粉症の原因となる。蝶のキタテハの食草である。 |