野草図鑑109~スズメノテッポウ

スズメノテッポウ
科 目 イネ科
生 活 越年草
花 期 3月〜5月
花 色 白、黄
草 丈 30〜40㎝
場 所 田んぼや畑などに広く自生
穂や葉の部分がまっすぐで鉄砲のように見えるので「スズメノテッポウ(雀の鉄砲)」という名前がついている。また、別名の「スズメノマクラ」は、穂がふわふわとした筒型になっているため、スズメが使う枕に例えてつけられた名前。

スズメノテッポウの開花時期は3月〜5月です。花茎の先に黄緑色の穂がつき、その穂に白色や黄色の小さな花を咲かせます。穂は3cm〜5cmほどの大きさで、花は黄色が雄しべで白色が雌しべです。スズメノテッポウの花粉はアレルギーの原因にもなるので注意しましょう。

スズメノテッポウの茎の部分が草笛になるのをご存知ですか?地面から1本抜き取り、穂の部分を引っ張って取り出してください。1番上の葉を折り曲げて口に加え、息を吹きこむと「ピー」という高い音が鳴ります。そのため「ピーピーグサ」という別名でも親しまれています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です