野草図鑑199~コマツヨイグサ
コマツヨイグサ | ||
科 目 | アカバナ科 | |
生 活 | 越年草 | |
花 期 | 7~8月 | |
花 色 | 黄 | |
草 丈 | 20~60㎝ | |
場 所 | 乾いた砂地、河原、海岸、農耕地など | |
マツヨイグサ属の中では花が小さいのでこの名がある。乾いた砂地、河原、海岸、農耕地などでみられ、高さ20~60cmになる越年草。茎は斜めに立ち上がるか匍匐し、株元からよく枝分かれして広がる。秋に芽生えてロゼットで冬を越す。
葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉には葉柄がある。茎につく葉は互生する単葉で、長さ2~10cm、幅0.4~3.5cmの長楕円形~披針形で、ふつう羽状に裂けるる。茎の上部につく葉は、羽状に裂けずに、浅い波状の鋸歯となる。 花は葉腋に単生し、大きいものでは径4cmほどになる淡い黄色の4弁花。花は夕方から開花し、翌日にはしぼみ、オオマツヨイグサと異なり萎れると赤色を帯びる。果実は円柱形の蒴果で上向きの短毛がはえる。 |