野草図鑑82~イヌムギ

イヌムギ
科目 イネ科
生活 多年草
花期 5~7月
花色
草丈 60~80㎝
場所 道ばた、畑地、野原 など
特徴
  • 原産地は南アメリカですが、牧草として広く利用されているため、世界じゅうに野生化しています。国内では、1882年に小石川(東京都)で採集されたのが最初の記録と考えられ、現在は全国各地で普通に見られるようになっています。
  • 多年草で、冬の間も青々とした葉を茂らせています。イネ科の植物は、穂のない時期の識別は困難を極めますが、イヌムギは、葉の幅が広くて柔らかく、葉鞘と呼ばれる部分に白い毛が多いなどの特徴から、慣れると容易に見分けることができます。
  • 3月から6月ごろに平べったくカサカサした感じの穂を多数つけます。穂は無毛で緑色ですが、しばしば紫がかった色になることもあります。タネでよく増えます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です