野草図鑑82~イヌムギ 2023年3月31日 最終更新日時 : 2024年4月1日 yatagarasu イヌムギ 科目 イネ科 生活 多年草 花期 5~7月 花色 草丈 60~80㎝ 場所 道ばた、畑地、野原 など 特徴 原産地は南アメリカですが、牧草として広く利用されているため、世界じゅうに野生化しています。国内では、1882年に小石川(東京都)で採集されたのが最初の記録と考えられ、現在は全国各地で普通に見られるようになっています。 多年草で、冬の間も青々とした葉を茂らせています。イネ科の植物は、穂のない時期の識別は困難を極めますが、イヌムギは、葉の幅が広くて柔らかく、葉鞘と呼ばれる部分に白い毛が多いなどの特徴から、慣れると容易に見分けることができます。 3月から6月ごろに平べったくカサカサした感じの穂を多数つけます。穂は無毛で緑色ですが、しばしば紫がかった色になることもあります。タネでよく増えます。 Post Views: 327 FacebookX