野草図鑑90~オランダミミナグサ

オランダミミナグサ
科目 ナデシコ科
生活 1年草
花期 3月~5月
花色
草丈 10~30㎝
場所 水田、畑、荒れ地、庭、道端、空き地などどこでも見ることができる
特徴 オランダミミナグサはいたるところに生える雑草として知られています。水田、畑、荒れ地、庭、道端、空き地などどこでも見ることができる植物です。

花期は3月から5月で、おしべが10個の白い花弁の花を咲かせます。高さは10cmから30cmと大きくはありませんが、花が美しく存在感があるのが特徴です。

オランダミミナグサはハコベととてもよく似ています。オランダミミナグサはナデシコ科・ミミナグサ属の植物で、ハコベはナデシコ科・ハコベ属です。同じナデシコ科で似ていますが、違いがあるので見分けてみましょう。

まず花弁の違いが挙げられます。オランダミミナグサは5枚花弁の植物です。それに対してハコベは10枚花弁に見えます。しかし、実際のハコベの花は10枚花弁ではなくガク片が5枚含まれています。花弁の枚数が多く見えるのがハコベと覚えるとよいでしょう。

オランダミミナグサの花言葉は「純真」、「聞き上手」です。これにはオランダミミナグサの見た目が関わっていると言えます。オランダミミナグサの葉はネズミの耳に似ているため、名前に「ミミ」と入りました。そのことから「聞き上手」という花言葉になったのでしょう。

「純真」という花言葉は真っ白な花弁を持つことからつけられたと考えられます。

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