野草図鑑84~ウシハコベ

ウシハコベ
科目 ナデシコ科
生活 越年草、多年草
花期 4月~6月
花色
草丈 20~50㎝
場所 畑や道端などでみられる
特徴 和名ウシハコベは、「牛繁縷」の意で、ハコベと比べると全体に大型であるため、牛をつけた。別名で、ヒヨコグサ、アサシラゲ、オトコハコベともよばれる。

全体の様子は同属のハコベに似るが、比べて大型。茎は枝が多く、下部は地をはい、上部は斜めに立ち上がって高さは20 - 50cm になる。茎は円柱形で、節の部分は紫色を帯び、上部には腺毛が生える。葉は対生しハコベよりも大きく、下部の葉は葉柄があり、上部のものは無柄で茎を抱く。

花期はふつう春から秋(4 - 10月)。花は上部の葉腋に集散花序をつけるか単生する。花柄は長さ5 - 18mm になり、腺毛が密生し、花後は次第に下向きになる。花弁は5個で白色、萼片より長いか短く、基部まで深く2裂し、10弁花にみえる。果実は蒴果になり、卵形で宿存する萼より長く、上部は5裂し各片の先はさらに2裂する。

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