今日の散歩道(2023/03/15)~タチツボスミレ属

スミレは500種以上もあり、亜種や変種はそれ以上に多くて、種の特定は難しく、グーグルレンズは能力不足で役に立たず、図鑑を使って照合しようとしても、じっくり眺めると部分的に微妙な差異があり、種の特定は本当に疲れるものです。

過日「夕霧」種はアマチュア博士に協力して貰って特定できたのですが、今後スミレには目線を合わせない様にしようと思っていたのに、数日前に、何気なく見た旧家の石垣の隙間で、また出会ってしまったので、気が進まないけれど写真に撮って、その後、種の特定を試みたもののピッタリ合致する写真に出会えず、結局過日のアマチュア博士の協力の元で特定出来ました。

写真のスミレは日本原産の「タチツボスミレ属」、この種は変種を含めて20種以上が確認されているそうです。

・葉っぱは小型でハート型、葉脈が目立たない。
・花茎は淡い紫色。 ・草丈は5~10センチで小さい。
・花は淡い紫で小輪。

これらの特徴が合致し、この種はタチツボスミレ属の「山陰型」と解りました、中部地方以西で比較的乾いた場所で自生している様です。 やっぱりスミレは扱いに疲れます、大半の方に種の特定は、どうでも良い事かもしれませんが・・・・。

山仲春男

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です