野草図鑑78~ハマスゲ
ハマスゲ | ||
科目 | カヤツリグサ科 | |
生活 | 多年草 | |
花期 | 7 - 10月 | |
花色 |
茶、赤、緑、紫
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草丈 | 20〜40㎝ | |
場所 | 浜辺付近の砂地、道端や庭 | |
特徴 | おもに海岸でみられる高さ20~40cmの多年草。地下茎をのばして、塊茎をつける。 茎は細く、基部が球茎状に肥大して褐色の繊維に覆われます。葉は幅0.2~0.6cmの線形で光沢がある。茎先に出る枝に小穂をつけ、基部には葉状の長い苞をつける。 小穂は一部が血赤色を帯び、長さ1.5~3cm、幅0.2cmほどの線形で、光沢がある。 果実は長楕円形で3稜がある。世界最強クラスの生命力の強い雑草であり、地下で増える塊茎によって強力に繁殖するので完全な駆除が難しい。根茎の肥大部を香附子とよび薬用にされる。古代エジプトやギリシャでは芳香剤や香水として用いられた。 |