今日の散歩道(2024/05/07):ムラサキツユクサ(紫露草)

 

好天に恵まれた連休が終わりました、夜間の雨で空気もしっとりして、心地良い風が吹き抜けています。

公園沿いの柵の中に昔馴染みの花、ムラサキツユクサの一株をみつけました。

子供の頃は、花の種類が少なかったせいか、田舎では殆どのお宅の庭に植えられ、この時期から梅雨明け迄の間は次々と、この紫色の一日花が咲いていたものです。

ただ草丈が70~80cm 四方に沢山の葉を茂らせる草姿の割には、花が貧弱な為か、近年は人気離れと成っている様です。

この草花は、北アメリカ東部を原産地とするツユクサ科の多年草で、17世紀にヨーロッパに伝わり、品種改良が加えられ世界各地に広がったもので、日本には明治期に観賞用として移入され、旺盛な繁殖力で地下茎と種子で増えるので、花壇以外の道端や空き地に野生化して生えているなど丈夫な植物です。

公園の一株も、植えた物でなく、多分何処かから迷い込んだものでしょう。

 

山仲春男

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