野草図鑑181~アリタソウ

アリタソウ
科 目  ヒユ科
生 活  1年草
花 期  7~11月
花 色  緑
草 丈   40~100㎝
場 所  道端、空き地、畑地など
独特な香りをまとう駆虫剤に使われた草
南アフリカ原産の帰化植物。和名は、駆虫薬として佐賀県有田町で栽培していたことに由来する。エパソーテ(スペイン語)とも言い、ナワトル語の「エパートリ」に由来する。英語ではメキシカン・ティーとも呼ばれる。中国名は、土荊芥、鵝腳草、臭草。
本記事ではアカザ科のアリタソウを説明している。シソ科にも「アリタソウ」と呼ばれる全く別の植物があり、これはケイガイの別名である。一年から数年で枯死する。1.2mほどまで生長し、不規則に枝を広げ、長楕円形の皮針形葉をつける。葉は12cmほどにもなる。茎の先端の円錐花序に緑色の小さな花をつける。毛があるものを、ケアリタソウ(毛有田草、学名: C. a. var. pubescens)と呼んで区別する。

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