野草図鑑189~オシロイバナ

オシロイバナ
科 目  オシロイバナ科
生 活  1年草 or 多年草
花 期  7~9月
花 色  紅紫・白・赤
草 丈  80~120㎝
場 所  庭、人家付近の空き地、道端など
日差しが弱まる夕方に色彩豊かに咲き誇る!
南アメリカ原産で、日本には江戸時代始めごろに渡来した。花が美しいため観賞用に栽培されるが、広く野生化もしている。
茎はよく枝分かれして灌木状となるが節がはっきりしていて、木質化はしない。全体にみずみずしい緑。花は赤、黄色、白や絞り模様(同じ株で複数の色のものもある)などで、内、白と黄の絞りは少ない。花は夕方開き、芳香がある。このため和名としてはユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれるが、この名はアカバナ科のものにも使われているので注意を要する。
オシロイバナ属には観賞用に栽培されるもののほか、アンデス山脈周辺でいもを食用にするものもある。根を利尿、関節炎の生薬として処方される。また、葉は切り傷、たむしの治療に用いられる。

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