野草図鑑69~オオオナモミ

オオオナモミ
科目 キク科
生活 1年草
花期 8月~10月
花色 黄白、緑
草丈 80~200㎝
場所 畑地,樹園地,牧草地,空地,河川敷,路傍など
特徴 北アメリカが原産地。南アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アジア(日本を含む)に移入分布する。在来種の植物の生育を妨げる恐れがあるほか、牧草地や農作物の有害雑草となる。

枝葉が広い範囲に渡って広がる。葉は大きく、形状はカエデに似て、表面はザラザラとしている。茎は堅く、色はやや紫色になり、葉と同じようにザラザラしている。花は秋に咲き、雌雄異花である。雄花は枝の先の方につき、白っぽいボンボリ状になるが、雌花は緑色の塊状のものの先端にちらりと顔を出すのみである。

「オオオナモミ」の果実は表面に小さなトゲがたくさん付いており衣服や動物の毛に付着するという性質がある。その特徴的な性質から「ひっつき虫」「くっつき草」などの別名で呼ばれ子供達に人気の植物。

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