野草図鑑5~セイタカアワダチソウ
北アメリカ原産で明治末期観賞用に入ったものが野生化して各地に広がった。根からほかの植物の生育を阻害する物質を出し、一時は大群落をつくったが、やがてそれが自身にも影響して多少下火になり、自然の一部になりつつあるようだ。
円錐状に小さな花をつけ群生している姿は綺麗ではある。
以前、セイタカアワダチソウが花粉症の原因の一つとされたが、風媒花ではなく虫媒花のため風で飛ぶ軽い花粉ではないことが確認され、疑いが晴れた。
分類 | キク科 | ||
種類 | 多年草 | ||
花期 | 10~11月 | ||
花色 | 黄 | ||
草丈 | 150~250㎝ |