野草図鑑63~ニラ
ニラ | ||
科目 | ヒガンバナ科 | |
生活 | 多年草 | |
花期 | 8 - 9月 | |
花色 | 白 | |
草丈 | ㎝ | |
場所 | 空き地や道路脇や畦道や河川敷などに広く分布 | |
特徴 | 中国原産で、欧米では栽培されておらず東洋を代表する野菜。広く畑に栽培されている。また、野生として空き地や道路脇や畦道や河川敷などに広く分布する。花期は夏で、葉の間から30 - 40cm ほどの1本の花茎を伸ばす。花茎の先端に、半球形の散形花序をつけ、径6 - 7mmの白い小さな花を20 - 40個も咲かせる。花弁は3枚だが、苞が3枚あり花弁が6枚あるように見える。 全草に独特の匂いがある。このため、禅宗などの精進料理では五葷の一つとして忌避される。匂いの原因物質は、ニンニクにも含まれている硫化アリル類の一種アリシンである。 |