野草図鑑65~アカネ
アカネ | ||
科目 | アカネ科 | |
生活 | 多年草 | |
花期 | 8 - 10月 | |
花色 | 淡い黄緑、淡黄 | |
草丈 | ㎝ | |
場所 | 山地や野原、路傍、林の縁など | |
特徴 | 根は茜色をしており、草木染めの原料になり、薬草としても利用される。名の由来は、根を乾燥すると赤黄色から橙色となり、赤い根であることからアカネと名づけられたといわれる。地方による呼び名があり、ベニカズラ、アカネカズラともよばれている。茎の先端か上部葉腋から花序を出し、多数の淡い黄緑色や淡黄色の目立たないごく小さな花が咲く。
古くから、根を晩秋に採集して草木染めに用いる茜染(あかねぞめ)がよく知られている。薬用としては、秋から冬に掘り起こした根を天日で十分乾燥させたものを生薬とし、茜草根と称している。止血、解熱、咳止め、強壮、利尿、通経に薬効作用があるとされる。 |