今日の散歩道(2024/05/08):キショウブ(黄菖蒲)

どんよりと厚い雲がたち込めています、写真は千里南公園での撮影で、池の横には解放感一杯のレストランがあり、休日にはテラス席まで多数の人で溢れ返ります。

この池に数年前には、殆ど見受けなかった黄色い花が、年々繁殖域を広げて水辺を埋めつくし、今日は草の隙間には孵化したばかりの雛を7~8羽連れたアイガモ親子の姿がありました。

この「キショウブ」は、ヨーロッパから西アジア地域を原産とするアヤメ科アヤメ属の草花で、別名イエローアイリスとも呼ばれます。

明治期に観賞用として日本に移入され、その後、野生化して全国の池・沼・水路などの水辺に群落を作っています。

繁殖力が強すぎて、水辺の在来種を駆逐する恐れがあるので、環境省の「要注意外来生物」に指定されています。

 

山仲春男

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