今日の散歩道(2023/03/11)~ノボロギク

気温の高い日が続き色々な野草が活性化、道路際の並木の根元で「ノボロギク」が、草丈を伸ばしているのが目に入りました。

名前の由来は「野に生えるボロギク」を意味するとか、この植物の原産地はヨーロッパ、明治初期の頃に日本へ渡来したキク科の帰化植物で、現在は日本全国に分布しています。

畑 水田 道路際 空き地等に自生してますが、強い毒性植物なので要注意です、草姿が春菊(菊菜)に似ているので、摘み草として食べて仕舞い肝機能障害を起こしてしまう事故も発生している様で、扱いは要注意です。

ニラの葉と間違えて、水仙の葉を調理した学校給食で、生徒が大勢病院に運び込まれた事故が昨年発生した報道を思い出します。

花は花弁がない筒状花(頭花)で、自家受粉して種が出来ます、その後はタンポポの綿毛に似た姿となり、風に舞って種を周辺に飛ばす生命力旺盛で厄介な雑草のひとつです。

 山仲春男

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