今日の散歩道(2022/10/27)~ゴゼンタチバナ

女子高生たちに見せれば「可愛い~!」との連呼で、盛り上がる様子が目に浮かびます。7ミリ位の赤い実をつけたこの植物は、ゴゼンタチバナ(御前橘)です。

先々週に木曽・御嶽山登山道の7合目ぐらいで見つけ、葉っぱに何となく見覚えあるが、何だったか思い出せず、後日確認しようと撮影したのを今日まで忘れていました。 資料によれば、これは東アジアと北米に分布、高山帯の樹林際の湿った場所に自生し、日本では本州の中部以北の山地でみられ、背丈は10センチ程度と低く、根茎で繋がっているミズキ科(ハナミズキ ヤマボウシと同じ)の多年草です。6枚の葉の中心に、夏の初めに花をつけて秋に赤い果実が熟します。

不思議なのは、6枚の葉のうち、2枚だけがサイズが大きく、また4枚しか葉の無いものは花が咲くのは翌年に6枚の葉に育ってからに成ります。

赤い実を一つ口に入れてみました、毒は無さそうですが、美味いと言う程の物では有りませんでした、ただカナダ・アメリカでは、ジャムに加工して食ベている様です。

 

山仲春男

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