今日の散歩道(2025/03/15):緋寒桜(ヒカンザクラ)

JR吹田駅周辺は、古くから貨物列車の基地として利用されて来た場所ですが、近年は跡地の再開発が進み、国立循環器センター 吹田市民病院などを誘致して健康都市をテーマとして整備が進んでいます。細長い貨物列車線路用地のJR吹田―岸辺―千里丘間には、線路に沿って長く桜並木が整備され、夜明け前からウォーキング ジョッギングの人達で賑わっています。 その中間のJR岸辺駅周辺に集中植樹されていた緋寒桜が育ち、近年人目を引く姿になりました。

緋寒桜は日本で一番早く咲く桜で、沖縄の石垣島 久米島 それに台湾と中国南部に分布し、別名でヒザクラ(緋桜)やタイワンザクラ(台湾桜)とも呼ばれる早咲き【原種】の桜です。花色は紫紅で釣り鐘状の花が下向きに咲き、花の後は一般的な桜の様に花弁を散らさず、鰐(ガク)のまま花ごと落下します。

伊豆の早咲種でマスコミで良く紹介される「河津桜」は、この緋寒桜と大島桜の自然交配種であると言われています。余談ですが、桜餅に使われている葉は大島桜の葉を加熱後に塩蔵処理したもので、他の桜に比べ葉脈が柔軟性あるからと聞きました。

 

山仲春男

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