今日の散歩道(2025/01/15):日本水仙

日本水仙の成長が大幅に遅れ、例年なら12月中旬過ぎから咲き始めますが、今冬は厳しい寒さが続いている為か、殆どの場所で、ようやく20cm前後に成長した葉だけで、未だ花芽は見えません。今日は、たまたま陽だまりで、慌て者の1株が花を咲かせているのを、目にしました。

「日本水仙」と言う名前が、付いていますが、地中海沿岸が原産地、古くは紀元前800年頃から、人との関わりが有った模様で、古代ギリシャの詩人ホメロスにより、詩に詠まれています。

ヒガンバナ科スイセン属の球根植物で、シルクロードを経て中国に伝わってそれが朝鮮半島経由で、平安時代末期に日本に伝来、冬の厳しい寒さの中で咲く姿から、別称で「雪中花」とも呼ばれます。

近畿では兵庫県淡路島の群生地が有名で、日本水仙三大群生地の一つ。その「灘黒岩水仙郷」を訪れた事が有ります、現地での説明板では、200年余り前に海岸に漂着(中国から?)した球根を拾った漁師が、物珍しさから海に面する丘陵地に植えたものが、年数を経て増殖したものです。丘陵地一面にビッシリと花を付け、一面の白い花が海風にそよぎ、周辺の空気には、あの高貴な香が漂う、まさに桃源郷の景観です。

 

山仲春男

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