今日の散歩道(2024/10/15):ツリフネソウ

何とも不思議な形状をした花です、花序が伸びて赤紫色で3~4cm位の横長の花が釣り下がるように咲いています。花が帆掛け船を釣り下げた様な形をしている事が「ツリフネソウ」と言う名前の由来です。
この植物はツリフネソウ科の1年草の在来種で、全国に分布し、谷川沿い等の日陰で、やや湿気の多い所に密集して生えていますが、河川改修などで生育地が減少しており、県に依っては絶滅危惧種に指定しています。写真上部に細長い小さな豆鞘が出来ています、種子が熟すと、ホウセンカと同じ様に、僅かな刺激で鞘が弾けて種子を遠くに飛び散らせます。
ツリフネソウの花が独特な形をしているのには意味が有り、先細りのクルンと巻いた渦巻状の部位に、花の蜜が有り、奥まで潜り込める昆虫だけが密を吸える様に成っていて、特定の昆虫だけに花粉の受粉を手伝って貰っている共生の関係との事です。
山仲春男

