今日の散歩道(2024/10/09):ナツハゼ

健康施設の庭木に、懐かしい「ナツハゼ」が植わっているのを見つけ、一気に幼少時田舎の記憶が蘇りました。

亡父に連れられ、この時期は我が家の持山に松茸狩りに出掛け、その途中の山道に、このナツハゼが密生している場所があって、オヤツなど乏しい時代、この熟した実を、むさぼり食った想い出が有ります。

ナツハゼは、全国の山地に生えるツツジ科の落葉低木で、自生するので「日本のブルーベリー」とも呼ばれます。 日本以外では、朝鮮半島から中国の一部地域にも自生している様です。

冬期に落葉した枝からは、春先に芽吹いて新緑を伸ばし、初夏には釣り鐘型の花を付け、その後ハゼノキに似た鮮やかな紅葉が見られる事から「ナツハゼ」との和名が着けられたものです。

その後、一旦色あせして、秋には再度葉が赤く染まり、果実は黒く熟してきます(山の黒真珠と称す)。

果実は甘酸っぱく、ポリフェノールが豊富で免疫力を高める効果が豊富で、生食かジャムに加工して食されます。近年信州では加工原料向けに栽培が行われている様ですが、製品は高価、植樹して収穫までに10年以上掛かるそうです。

 

山仲春男

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