今日の散歩道(2025/03/30):オオキカタバミ
ケヤキの街路樹根元の窮屈な場所で、今年も季節が巡り,オオキバナカタバミがこんもりと、盛り上がる様に茂っています。 南アフリカ原産の多年草で、今から100余年余り前に観賞用として、日本に導入されたものですが、強い繁殖力で帰化植物として定着して自生地域を拡大、花の少ない時期でもあり、雑草ですが目を楽しませてくれます。
寒さ厳しい2月初旬頃に、突然茎を伸ばし始め、春先に鮮やかな黄色い花をつけて自己主張をを始めます。陽の当たる時間だけ花を全開、曇り空などで陽光が少ない時は写真の通り少し閉じ気味、そして夜間は花を閉じます。
短い期間に一斉に咲いて、初夏の頃に成ると早くも枯れてしまって、地上部の姿を消し、長い眠りにつきます。
山仲春男