今日の散歩道(2024/11/29):皇帝ダリア

貫禄ある花姿と圧倒的な存在感が人気を呼び、「ダリアの王様」と呼ばれる事もあります。 メキシコを中心とする中米原産のキク科の短日性植物なので、初冬となり日照時間が短く成って、花が咲き始めました。

竹筒状の茎をブツ切りにしたのを植え付けると、初夏の頃に節から芽ばえて来るので、10年以上前に、この地域の草花愛好家達の間でブームとなりました。背丈が5メートル以上に成長するので、多くの戸建て住宅では、家と高さを競って花を咲かせていたのですが、余りの大型サイズで持て余されたのか、それとも飽きられて仕舞ったのか、すっかり姿を消して仕舞い、今では、この耕作放棄地で目にするだけに成ってしまいました。

他を圧するサイズなので「皇帝ダリア」と称される多年生の木立ダリアですが、最近は花仲間の話題にもなりません。

 

山仲春男

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